育児休業を取得する予定の男性会社員の皆さん、
- 「自分の時間はあるの?」
- 「育休を最大限に活用するには?」
このような疑問や不安を持っていませんか?

私も1年前、同じ悩みを抱えていました。
そして今、振り返ると「もっと早くスキルアップに取り組めばよかった」と強く感じています。
この記事では、実際に1年間の育休を取得した男性パパとして、育休中にやっておけばよかったことをお伝えします。
特に、「スキルアップ」の重要性について、私の経験を交えながら解説していきます。
結論からお伝えすると、育休中の自由時間を「だらだら過ごす」のではなく、「将来の自分と家族のためのスキルアップ」に使うことが、最も価値ある選択です。
この記事を読むことで、育休期間を無駄にすることなく、充実した時間にするためのヒントが得られるでしょう。
そして何より、育休後の働き方や人生そのものを変える可能性があることをお伝えしたいと思います。

私は1年間の育休中に副業でWebデザインを学び、月5万円を稼ぐことができました。
その経験をきっかけに、復職後にはフリーランスとして独立することができ、子どもとの時間も大切にできる生活を手に入れることができたのです。

育休中の副業としてWeb制作がオススメな理由についてはこちらをご覧ください。
育休中って自由な時間がある?私が半年間”無駄にした”話

育休というと、「子育てに追われて自分の時間なんてない」というイメージをお持ちの方も多いでしょう。
確かに育児は大変です。
しかし、工夫次第で自分の時間を作ることは可能です。
シフト制育児を導入したことで1日2~3時間の自由時間があった
私の場合は、妻と相談してシフト制の育児を導入しました。
具体的には以下のようなスケジュールでした。

- 8:00~18:00:ツーオペ(二人体制)※私の妻は自営業で育休がないため、この時間帯は私がメインで子どものお世話をしていました
- 18:00~夜1:00:妻ワンオペ
- 夜1:00~8:00:夫ワンオペ
子どもが比較的深く寝てくれるのは18:00~5:00の間でした。
「夫ワンオペ」時間のうち夜1:00から5:00までは、子どもが比較的安定して寝てくれる時間帯だったため、自分の時間を持つことができました。
以下のような時間を除けば、1日に2~3時間は自分の時間を持つことができたのです。
- 自分がご飯を食べる時間
- 子どもにミルクをあげて寝かしつける時間
- 育児の困りごとを調べる時間

シフト制育児の詳細については、以下の記事をご覧ください。
自由時間に何をしていた?
ここからが反省点です。
育休に入ってから半年間、私はこの貴重な自由時間を何に使っていたでしょうか?

残念ながら、ほとんど「だらだら」と過ごしていました。
ゲームをしたり、アニメを見たり…
長年の会社員生活からの小休止として、リラックスタイムを満喫していたのです。
しかし今思えば、この半年間こそが最も価値ある時間だったのではないかと後悔しています。
もちろん、リフレッシュも大切です。
しかし、もう少し計画的に時間を使えば、もっと多くのことができたはずです。
ネットでよく見る「育休中にやっておけばよかったこと」…実際どうだった?

インターネットで「育休中 やっておけばよかったこと」と検索すると、様々な記事がヒットします。
その中でよく見かける項目について、実際の私の体験と照らし合わせてみましょう。
子供との時間を満喫する
これは間違いなく達成できました。
シフト制育児を導入していたおかげで、子どもとたっぷり関わる時間を持つことができました。
特に、日中の時間帯は私がメインで子育てを担当していたため、子どもの成長を間近で見守ることができました。
子どもの初めての笑顔、初めてのハイハイ、初めて離乳食を食べる瞬間…

これらの瞬間に立ち会えたことは、かけがえのない宝物です。
お出かけを楽しむ
これも比較的うまくいった項目です。
子どもの体調と相談しながら、月に1回程度は旅行に出かけることができました。
鬼怒川温泉や箱根温泉など、東京から電車で行ける範囲の温泉を選んで出かけていました。
育休中は平日に観光地へ行けるため、混雑を避けてゆったりと過ごすことができるのもメリットです。
(平日に旅行できたのは、妻(自営業)が働く時間を調整してくれたおかげです)

子連れでの旅行は準備が大変ですが、その分思い出に残る体験となりました。
部屋の整理整頓
この点については、元々物が少ない生活をしていたため、特別な整理整頓は必要ありませんでした。
育児用品についても、必要最低限のものだけを厳選して購入していました。
無駄な物を持たない生活スタイルは、子育て中の忙しい日々にも役立ちました。

無駄のない育児グッズのそろえ方を以下の記事にまとめています。
ぜひご覧ください。
家事の時短化
家事の時短化については、すでに
- ロボット掃除機
- 食洗機
- ドラム式洗濯機
を導入済みだったため、さらなる時短化の余地はあまりありませんでした。
これらの家電は、子育て中の家事負担を大幅に減らしてくれます。
家電による時短化は、育休に入る前から行っておくことをおすすめします。
そうすれば、育休中にさらに効率的な時間の使い方ができるでしょう。
記録を残しておく
子どもの成長記録については、スマホでたくさんの写真と動画を撮影していました。
写真と短い動画(2分以下)は「みてね」というアプリで家族と共有し、長い動画はYouTubeで夫婦間での限定共有をしていました。
子どもの成長は本当にあっという間なので、こうした記録は後から見返したときに大きな喜びとなります。
スキルアップ
ここが私の最大の反省点です。
育休半年後からようやくWeb制作の勉強を開始し、勉強開始から3か月後には月収5万円を達成することができました。
しかし、もっと早く始めていれば、育休終了までにさらなるスキルアップと収入アップができたはずです。

そして、もっと早く自由な働き方を手に入れることができたかもしれません。
育休中に”もっと早く”スキルアップしておけばよかった…!

育休中の私は、最初の半年間を「だらだら」と過ごしてしまいました。
しかし、残りの半年間でwebデザインを学び始め、その結果、人生が大きく変わりました。
ただ、もっと早く始めていれば、もっと早く理想の生活を手に入れられたと思います。
もっと早くスキルアップしていれば、もっと早く自由になれた
育休中に始めた副業で、当初は月5万円を稼ぐのがやっとでした。
スキルも経験も浅かったため、仕事の効率も悪く、単価も低いものしか受けられませんでした。
そして育休が終わり、復職すると、状況は一変します。
日中は会社で働き、帰宅後は子どもと過ごす時間。
子どもが寝た後のわずかな時間に副業する生活でした。

この復職後の1年間は本当にきつかったです。
子どもとの時間は減り、仕事と副業の両立で睡眠時間も削られる日々。
しかし、この期間に少しずつスキルを磨き、副業の収入を増やしていきました。
そして復職1年後、ついにフリーランスとして独立し、子どもと関われる時間を取り戻すことができました。
今思えば、育休中にもっと早くスキルアップを始めていれば、復職後のあの苦しい1年間をもっと短くできたかもしれません。

もっと早く独立し、子どもとの時間を大切にできる生活を手に入れられたはずです。
子どもと関われる時間は限られる
育児において最も大切なことの一つは、「その時にしかできない経験」があるということです。
子どもが0歳でいる時間は1年間だけ。
1歳でいる時間も1年間だけです。
この貴重な時間は、二度と戻ってきません。
復職後の1年間、私は子どもとの時間を多く失ってしまいました。
朝は早く家を出て、帰宅は子どもの寝る時間ギリギリ。
週末は疲れを引きずりながらの育児でした。
『DIE WITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』という本でも紹介されていますが、人生には「その時にしかできない経験」があります。
子どもの成長に合わせた遊びや関わり方は、その時期を逃すと二度とできません。

子育てに役立つ本については、以下の記事をご覧ください。
これから育休を取るあなたへ

ここまで読んでくださった方は、おそらく「育休を有意義に過ごしたい」と考えている方でしょう。
最後に、私の経験から得た教訓をお伝えします。
育休が終わる時、子供と離れたくないと思うはず
育休期間を過ごしていると、子どもの成長を間近で見守る喜びを日々感じることでしょう。
断言しますが、育休が終わりに近づくにつれて、「もっと子どもと一緒にいたい」「会社に戻りたくない」と思うようになるはずです。

私も、育休終了前の数週間は、子どもと離れることを考えるだけで胸が締め付けられる思いでした。
だからこそ、育休中のスキルアップが重要なのです。
育休中のスキルアップは「未来の自分と子ども」への最大のプレゼント
育休中にスキルアップをすることは、単なる自己投資ではありません。
それは「未来の自分と子ども」への最大のプレゼントです。
スキルアップにより、以下のような可能性が広がります:
- 復職後の働き方の選択肢が増える
- 副業による収入源の確保
- 将来的な独立・フリーランス化
- 柔軟な働き方で子どもとの時間を確保
私の場合、育休中に始めたwebデザインの勉強が、最終的には会社を辞めてフリーランスとして独立する道を切り開きました。

今では、子どもの行事や体調不良時にも柔軟に対応でき、日々の成長をしっかりと見守ることができています。
もちろん、全ての人がフリーランスを目指すべきだとは言いません。
しかし、新しいスキルを身につけることで、将来の選択肢が広がることは間違いありません。
まとめ

育休中にやっておけばよかったことについて、実体験をもとにお伝えしてきました。
最後に重要なポイントをまとめます:
- 子どもとの時間を優先する – 育休ならではの貴重な経験を大切に
- 記録をしっかり残す – 成長の瞬間は二度と戻ってこない
- 効率的な家事環境を整える – 時短家電の活用で自由時間を確保
- 家族での思い出を作る – お出かけや旅行で特別な経験を
- スキルアップに早めに取り組む – 育休開始直後から時間を有効活用
- 将来の働き方を見据える – 子どもと過ごす時間を長期的に確保するための準備
私の最大の後悔は、育休前半の6ヶ月間をだらだらと過ごしてしまったことです。
もし時間を巻き戻せるなら、育休に入った直後からスキルアップに取り組み、将来の自由な働き方への準備をもっと早く始めたいです。

育休中のスキルアップは、決して「子育てをおろそかにする」ということではありません。
むしろ、将来的にもっと子どもと質の高い時間を過ごすための準備なのです。
私自身、育休中に始めたWebデザインの学習が、今の自由なライフスタイルにつながっています。
育休をきっかけに人生が好転した経験から言えることは、「育休は人生を変えるチャンス」だということです。
あなたも育休中にスキルアップを始めませんか?
育休中のスキルアップに興味を持ったなら、まずは以下のアクションをおすすめします:
- 自分の興味・関心のある分野を洗い出す
- オンラインスクールや独学など、学習方法を検討する
- 1日30分でも良いので、学習習慣を作る
育休は子育てだけでなく、自分のキャリアを見つめ直す絶好の機会です。
この貴重な時間を最大限に活用して、子どもとの時間も大切にしながら、自分の将来も切り開いていきましょう!
私は自信の経験から、育休のスキルアップ、副業としてWeb制作をオススメしています。

育休中の副業としてWeb制作をオススメする理由を以下の記事にまとめています。
ぜひご覧ください。
これから育休を取るパパへ
育休は「会社を休む期間」ではなく、新しい人生の扉を開く機会です。
私のように、育休をきっかけに新しいキャリアや生き方を見つける人も少なくありません。
ぜひ、この貴重な時間を最大限に活用してください。
もし育休中の過ごし方や、育児と並行してのスキルアップについて質問や相談があれば、ぜひ問い合わせフォームからご連絡ください。
同じ経験をした先輩パパとして、できる限りサポートします!

最後まで読んでいただきありがとうございました!